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2024年3月9日

第33回日本有病者歯科医療学会総会・学術大会、ハイブリッド形式で開催

「地域で支える有病者歯科医療―地域完結型医療、地域共生社会に向けた新展開」をテーマに

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 さる3月9日(土)、10日(日)の両日、第33回日本有病者歯科医療学会総会・学術大会(田中 彰大会長、坂下英明理事長)が、「地域で支える有病者歯科医療―地域完結型医療、地域共生社会に向けた新展開」をテーマに、新潟グランドホテル(新潟県)とオンデマンド配信のハイブリッド形式で開催された。

 現地には歯科医療関係者を中心に前回大会を上回る600名以上が参集した。2日間にわたり、理事長講演や特別講演、教育講演、シンポジウム、一般口演、そして能登半島地震発災直後の学術大会として、緊急セッションなど多数のプログラムが展開された。

 9日に行われたシンポジウム1「総合歯科専門医(仮称)に向けて関連学会を知る」では、砂田勝久氏(日歯大生命歯学部歯科麻酔学)と石垣佳希氏(日本有病者歯科医療学会副理事長)による座長のもと、水口俊介氏(日本老年歯科医学会理事長)、小笠原 正氏(日本障害者歯科学会前理事長)、石垣氏が登壇。各所属学会の活動の紹介や3学会で現在進められている総合歯科専門医(仮称)について議論が行われた。そのなかで石垣氏は、総合歯科専門医(仮称)はゲートキーパー的な役割を担うと示したうえで、各学会との連携(高齢者、障害者、有病者の専門領域)の必要性や、国民にとってわかりやすい名称など、また今後の課題としてサブスペシャリティとダブルボードなどを挙げた。

 また10日に開催されたシンポジウム2「地域医療構想と地域歯科医療の新展開―地域における病診、診診連携の未来」では、田中 彰大会長(日歯大新潟生命歯学部口腔外科学講座)、宮田 勝氏(石川県立中央病院歯科口腔外科)の座長のもと、遠藤直人氏(済生会新潟県央基幹病院)、木戸寿明氏(新潟県歯科医師会)、立浪康晴氏(富山県開業)、寺中 智氏(足利赤十字病院リハビリテーション科)が登壇し、新潟県の医療再編への取り組みや地域との医療連携、病院歯科の取り組みなど、示唆に富んだ内容が披露された。講演後のディスカッションでは会場から積極的な意見が出され、病院歯科の役割をはじめ、今後の歯科医療の方向性などが共有された。

 なお、オンデマンド配信は2024年3月25日から。次回大会はきたる2025年3月、山口秀紀大会長(日大松戸歯学部)のもと、東京にて開催される予定。