さる10月1日（木）、株式会社吉田製作所（東京都、山中通三代表取締役社長）が歯科ユニットの「エクシード　エフェックス　クレド」で2009年度のグッドデザイン賞を受賞した。同社の製品は2003年度の「エクシードエフ」の受賞以来、7年連続受賞しつづけている。

　以下に、デザイナーのコメントとポイントを示す。

【デザイナーのコメント】
　歯科診療が高度多様化し、歯科医院では限りある中でさまざまな設備投資を迫られているなかで、増えていく小器材や診療をサポートするPC設備など、すべてを集約できる新しい提案が必要と考えました。スペース的にも限りがあるなか、患者さんのプライバシーを想う気持ちと、清潔で居心地の良い医院でありたいと想う気持ちに配慮し、患者さんと術者が一体になれる新しいユニットをデザインしました。

【デザインの達成目標】
・省スペースでも、より多くのユニット台数が確保できる設置寸法とすること
・患者のプライバシーが確保できること
・インフォームドコンセントを行える場とツールを装備し、円滑な診療を行えること
・小器材の収納を設け、診療室内を雑然とさせないこと
・色と形の統一感を大事にし、シンプルでスムースな印象を感じさせること

お問い合わせ先：株式会社吉田製作所 　ユニット事業部
http://www.yoshida-net.co.jp