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2009年10月18日

日本臨床歯周療法集談会(JCPG)第26回学術大会開催

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 さる10月18日(日)、東京ステーションコンファレンス(東京都)において、日本臨床歯周療法集談会(JCPG)第26回学術大会(小林和一会長)が開催され、会場には200人超が参集した。今大会は、「ペリオのエッセンシャル-歯科の基本を見つめ直そう-」をメインテーマに4つの講演と2つの実習、またランチョンセミナーが行われた。

 そのうち、新田 浩氏(医歯大大学院准教授)の講演「歯周治療におけるインフェクションコントロール」では、インフェクションコントロールは患者による歯肉縁上のプラークコントロールと、歯科医師・歯科衛生士による歯肉縁下のプラークコントロールによって成立するとし、患者の行動変容と歯科医療者のルートデブライトメント能力の向上についての講義となった。

 今大会ではこの他に、歯科衛生士ジョイント講演「メインテナンスを再考する」で石原美樹氏(フリーランス)による「メインテナンスへの移行と内容について」、安生朝子氏(藤橋歯科医院)による「メインテナンス 継続の秘訣」の2講演とディスカッションが、また阿部伸一氏(東歯大准教授)の講演「インプラントのための臨床機能解剖学-粘膜下に潜む危険部位と治療後の抗加齢現象」、林 揚春氏(東京都開業)の講演「予知性のあるインプラント処置-上顎でのHAインプラントの有効性」、鍵和田優佳里氏(小林歯科医院、湘南短期大客員教授)による実習「歯周治療におけるスケーリング・ルートプレーニング-基礎実習」、日下部善胤氏(神奈川県開業、鶴見大教授)による実習「インプラント治療の生物学的トラブル-その予防と治療」などが行われ、それぞれ熱心な聴衆を集めた。