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2010年4月29日

スタディグループ「ケアクラブ」特別講演会開催

講師に中村健太郎氏を招聘し250名が参集

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 さる4月29日(木)、兵庫県歯科医師会館(兵庫県)において、スタディグループ「ケアクラブ」(坂口雄一代表)による特別講演会が開催された。

 「ケアクラブ」は2002年、神戸を拠点とする若手歯科医師らが包括的な歯科医療をめざそうと立ち上げたスタディグループ。月1回、症例検討会を中心に活動を行っている。今回、講師に中村健太郎氏(愛知県開業)を招聘し、「補綴物の精度を上げるためには」と題された本講演会には、大型連休初日にもかかわらず全国から250名が参集した。

 中村氏の講演では、患者本位の視点に立ち、患者の真の満足を得るためには、補綴物が口腔内に無調整で装着されることが重要であること、つまり口腔内の状態と、歯型模型や歯列模型、咬合器上の状態をイコールにする必要性を述べたうえで、それを実現するためのステップを詳細に解説。氏の臨床へのこだわりが伝わる講演に、参加者らは熱心に見入っていた。また、講演後には活発な質疑応答が行われるなど終始盛会であった。