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トピックス


2008年8月31日

スタディグループ・さくらの会

4th Open Sesame開催

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 さる8月31日(日)、 代官山ENAスタジオ(東京都)にて、スタディグループ・さくらの会(塩浦有紀代表・熊谷歯科医院)による「4th Open Sesame」が、約30名の参加のもと開催された。若手歯科衛生士の育成を目的とし活動している本会は、年に1回外部講師を招いての講演会を実施しており、4回めとなる今回は、「摂食嚥下って何?~摂食・嚥下障害の評価と訓練の実際~」をメインテーマに講演が行われた。
 まず、訪問診療に携わっている歯科衛生士の佐藤由紀子氏(ふれあい歯科ごとう)が登壇。氏は、「おいしく食べる口づくりのお手伝い」と題し、同院で行っている訪問診療の流れや口腔ケア法について、動画を用いて紹介した。その中には、咀嚼機能回復のための訓練として、するめを用いたトレーニングなどもあり、患者さんが楽しく続けられられるよう、生活に密着したくふうが随所にみられた。続いて、戸原 玄氏(日大歯学部摂食機能療法学講座)が、「摂食嚥下って、なに?」と題し、摂食・嚥下のしくみについて、その場で内視鏡を用いて実演しながらわかりやすく解説を行った。
 その他、一般臨床に携わる歯科衛生士向けに、中山大蔵氏(中山セントラル歯科)による「人生における目標設定」、東方法子氏(村松歯科)および村松利安氏(東京都開業)のによる「歯に加わる力を考えよう」と題した講演も行われ、盛り沢山の内容となった。