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2011年2月11日

OJミッドウィンターミーティング開催

興味深い発表が展開されたさまざまな専門分野の歯科医師による共演

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 さる2月11日(金)、日本歯科大学生命歯学部富士見ホール(東京都)において、OJミッドウィンターミーティング(夏堀礼二会長)が参加者約230名を集め盛大に開催された。本会は、歯科界をリードする数多くの歯科医師がスタディグループの垣根を越えて集い、インプラント治療に関する情報交換および切磋琢磨を行う場として発足し、今年で記念すべき10周年を迎える。本ミーディングでは広範なテーマのもと、16題の会員発表が行われた。以下に演題・演者を示す。

・「デジタル支援による補綴主導型即時機能インプラント修復―外科用テンプレートの考察―」(高井裕史氏、山口県開業)
・「サイナスフロアエレベーションの適応拡大を目指して」(園田哲也氏、福岡県開業)
・「インプラント処置またはそれ以外におけるピエゾサージェリーの有効性」(長谷川 慶氏、静岡県開業)
・「Sinus lift without Bone graft―安心・安全なサイナスリフトの一手法―」(徳山性文氏、大阪府開業)
・「歯周病患者に対するインプラント治療の適応について」(平山富興氏、大阪府勤務)
・「インプラント周囲組織のマネージメントについて―長期的安定性を獲得するために必要なこと―」(鍋島弘充氏、愛知県開業)
・「予知性を考慮したインプラント治療―インプラント治療と矯正治療の連携―」(岩田光弘氏、岡山県開業)
・「前歯部審美領域におけるガイデッドサージェリーの優位性について」(藤波 淳氏、神奈川県開業)
・「インプラント周囲炎の診断・予防・治療―細菌検査、免疫検査を用いた診断とEr:YAG Laserを用いたフィクスチャーのDebridement―」(吉野敏明氏、神奈川県開業)
・「インプラント補綴における咬合面形態応用の重要性」(高井基普氏、東京都開業)
・「機能運動からみたインプラント補綴における咬合の与え方」(国賀就一郎氏、兵庫県開業)
・「下顎における骨の吸収の分類とその増生法の考え方」(成瀬啓一氏、山形県開業)
・「Computer Guided Surgery(ノーベルガイド)におけるCT撮影用ステントについての考察」(菊池大輔氏、福岡県勤務)
・「中等度から多数歯欠損症例におけるインプラントと義歯の共存について」(倉嶋敏明氏、新潟県開業)
・「GBRにおける創部裂開についての考察」(恩田卓哉氏、大阪府勤務)
・「審美部位における、歯槽堤保存術」(岡田素平太氏、東京都開業)

 また当日は上記演者による会員発表に加え、三代冬彦氏(日歯大附属病院歯科麻酔・全身管理科教授)が「歯科医事紛争の現状と対応」と題した教育講演を行った。

 過去最多の参加者となった今大会は終始熱気に包まれ、OJミーティングのさらなる飛躍を感じさせた。