Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

トピックス


2011年6月26日

日本成人矯正歯科学会第19回大会開催

E-ライン・ビューティフル大賞は小池栄子さんが受賞

ログインされますと、関連書籍が表示されます。
会員でない方はこちら
(※関連書籍がないトピックスは表示されません)

 さる6月26日(日)、東京アメリカンクラブにおいて、日本成人矯正歯科学会第19回大会(大作武彦大会長、武内 豊理事長)が大会テーマに「成人に優しい矯正歯科治療」を掲げて盛大に開催された。大会会場の東京アメリカンクラブは、1993年の本学会設立記念大会から2008年の第16回大会までホームグラウンドとされていたが、建て替え工事が2010年に完工され、新装となった同クラブでの今大会が実現する運びとなったもの。

 今回は、特別講演「福島原発事故レベル7が私たちに及ぼす影響は?」(東嶋和子氏、科学ジャーナリスト)、「成人矯正患者に対する最新のミニスクリューの治療について」(Dr. Eric Jein-Wein Liou、台湾矯正歯科学会副理事長)、「矯正治療の『やさしさ』を求めて:審美、期間、疼痛への挑戦」(槇宏太郎氏、昭和大教授)、長寿遺伝子からみた医療の未来と日本人のルーツ」(田中雅嗣氏、東京都健康長寿医療センター)の4題、招待講演「モンゴルの歯科矯正の現在」(Dr. J Tsolmon:モンゴル国厚生省副大臣、矯正歯科医)1題、ザ・クインテッセンス誌6月号でも掲載された依頼講演「新チタン合金「GUMMETAL」ワイヤーで変わる治療コンセプト―治療期間の短縮は可能か―」(長谷川信氏、神歯大)1題のほか、コ・デンタル学術講演3題、学術展示(コ・デンタル部門含む)10題、専門医更新用の症例提示などが行われた。

 なお、恒例となったE-ライン・ビューティフル大賞は、東日本大震災の影響もあって自粛すべきとの声も聞かれたが、明るい話題をと例年通り実施され、女優の小池栄子さんがみごと受賞した。