トピックス 2008年7月11日掲載 今後の大学教育のあり方について熱い議論 <font color='green'><b>第27回日本歯科医学教育学会総会および学術大会開催</b></font> 後で読む さる7月11日(金)、12日(土)の2日間、江戸川区総合文化センター(東京都)にて、第27回日本歯科医学教育学会総会および学術大会(柬理十三雄理事長、牧村正治大会長)が開催され、約500名が集まった。 2日間にわたり、特別講演、シンポジウム、一般口演、ポスター発表、学生発表、ランチョンセミナーなどが行われた。2日目の特別講演2では、櫻井 勇氏(日大名誉教授)が「今後の歯科医学教育の展望―教員の資質改善に向けて―」と題して講演。氏は、「これまでの泥縄式教育から目標達成型教育への変革の必要性、教育に対する評価の見直しなど、教育の基本から変えていくべきである」と述べた。 シンポジウム3「技能教育の充実に向けて」では、須田英明氏(医歯大教授)の座長のもと、和田守康氏(日大松戸歯学部教授)、魚島勝美氏(新潟大教授)、河野文昭氏(徳島大教授)がそれぞれ登壇し講演。その後のディスカッションでは、卒前臨床実習の重要性とその課題、今後の大学教育のあり方について議論が交わされた。