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2011年8月21日

日本口腔インプラント学会関東・甲信越支部第2回学術シンポジウム開催

高齢者に対するインプラントのあり方について議論

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 さる8月21日(日)、東京医科歯科大学において、「公益社団法人 日本口腔インプラント学会関東・甲信越支部 第2回学術シンポジウム」(相浦洲吉大会長・支部長)が「インプラントの新しい技術と話題を考える」をメインテーマに、約300名を集めて盛大に開催された。

 午前中のSession1では、「オープンサージェリーかガイドサージェリーかの選択&チタンインプラントかHAインプラントかの選択」のテーマで、加藤仁夫氏(日大松戸歯学部)による基調講演「インプラントの新しい技術と話題を考える」を皮切りに、重原 聡氏(神奈川県開業)による「オープンサージェリーVSガイドサージェリーの選択」、井汲憲治氏(群馬県開業)による「チタンインプラントを再考する―現在の到達点と臨床的な課題に関して―」、江黒 徹氏(埼玉県開業)による「HAインプラントを考える」がそれぞれ講演された。

 午後のSession2は「インプラント患者が高齢になった時」をテーマとし、まず相浦洲吉氏(神奈川県開業)による基調講演「長年のインプラント経験から」が行われ、その後、那須郁夫氏(日大松戸歯学部)による「地域の高齢者からみた人工歯根インプラント技術」、渡邊文彦氏(日歯大新潟歯学部)による「インプラント治療患者と加齢」、佐藤裕二氏(昭和大歯学部)による「高齢者には義歯が良いのか」の講演が行われた。

 午後の講演は、超高齢社会となったわが国におけるインプラント治療のあり方を考える機運の高まりを感じさせるものであった。