トピックス 2011年10月23日掲載 会長の李神歯大教授らの講演が行われる <font color='green'><b>第1回抗酸化歯科研究会学術講演会開催</b></font> 後で読む さる10月23日(日)、神奈川歯科大学附属横浜研修センター横浜クリニック(神奈川県)において、第1回抗酸化歯科研究会学術講演会(李 昌一会長)が開催された。本研究会は、過剰な活性酸素、酸化ストレスを抑制することでう蝕や歯周病、唾液疾患を防ぎ、さらには生活習慣病などの全身疾患を防ごうという「抗酸化歯科」のエビデンスを構築し、臨床へフィードバックしようと本年4月に設立。今回、第1回学術講演会の運びとなった。当日の演題・演者は以下のとおり。 「酸化ストレスとしての活性酸素・フリーラジカルの基礎」(小澤俊彦氏、日本酸化ストレス学会理事長) 「唾液腺研究の最前線 ―ドライマウスと酸化ストレス―」(斎藤一郎氏、鶴見大教授) 「チタンエイジングの概念と光機能化によるインプラント治療革命」(堀 紀雄氏、埼玉県開業) ランチョンセミナー「口腔内サプリメントへのCoenzymeQ10の可能性」(谷野 豊氏、(株)分子生理化学研究所) 「抗酸化薬物と口腔疾患への可能性」(分部浩和氏、大塚製薬(株)) 「活性酸素の酸化力を応用した殺菌技術の歯科臨床応用」(菅野太郎氏、東北大助教) 「抗酸化歯科治療の基礎と臨床の実際」(李 昌一氏、神歯大教授) 講演後の総合討論では、参加した研究者や一般臨床家からさまざまな意見が寄せられるなど、盛会裏に終了した。