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2022年12月号掲載

【1分で学ぶ 歯科にまつわるトピック12選(12月)】職種によって異なる歯周病の発症リスク

【1分で学ぶ 歯科にまつわるトピック12選(12月)】職種によって異なる歯周病の発症リスク

※本記事は、「クイント DENTAL GUIDE DIARY 2022」(12月分)より抜粋して掲載。

男性においてその差は2 倍以上にも

近年、さまざまな職種における健康格差が認められており、さらに健康格差が拡大しています。WHOは、健康格差を生み出す社会的要因として、労働もその1つとしています。調査の結果、歯周病の発症リスクは、職種によって異なることが判明しました(図14)。

具体的には、事業所の職員のうち、歯周病を発症していない3,390人を対象に5年間の追跡調査を実施しました。その結果、男性の32%、女性の24%が歯周病を発症しました。詳しく分析した結果、男性において生産、労務、販売、運輸、通信の仕事をしている人は、専門技術職の方と比べて2倍以上歯周病になりやすいことがわかりました。興味深いことに女性では、職種別による差は出ませんでした。歯周病の発症リスクが高い職種では、長時間労働や精神的なストレスの高さが要因として指摘されており、帰宅して口腔清掃を簡単に済ませたり、定期的なクリーニングを受けていないなどの歯科保健行動に差があるのではと予測できます。また女性の場合、男性に比べて口腔の衛生管理に注意を払う傾向が高く、職種による差が表れにくいのではと考えられます。

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