2024年10月号掲載
第 9 話:豊かに生きる口を創出する歯科矯正学のあり方(前編)
※本記事は、「新聞クイント 2024年10月号」より抜粋して掲載。
矯正歯科専門医がついに実現日本歯科専門医機構が認定
このたび、矯正歯科専門医制度とその運用が、日本歯科専門医機構(今井裕理事長、以下、機構)によって認定されました。認定に至るまで日本矯正歯科学会(以下、本会)が行ってきた活動を振り返りますと、まず2020年9月より機構と20回にわたる話し合い(意見交換会19回、打合せ会1回)が挙げられます。この話し合いでは、矯正歯科治療における関連団体の代表者にもオブザーバーとして出席いただいて会合を重ね、最終的に機構社員学会である本会が機構の定める基本整備指針に則った矯正歯科専門医(当時仮称)制度規則・細則などを作成し、申請しました。申請後は機構の関連委員会による複数回のヒアリングにより矯正歯科専門医制度審査および運用審査がなされ、本年6月20日に開催された機構理事会での審議を受け承認に至りました。
私は本年2月まで本会の理事長を務めましたので、理事長の立場から本活動に関与したひとりですが、専門医委員会委員長の清水典佳先生(日本大学)、元理事長の森山啓司先生(東京医科歯科大学)などをはじめ、多くの先生方のお力添えもあり、今回の承認が実現したと思っております。