2025年2月号掲載
#1 頭がペインギン
※本記事は、「新聞クイント 2025年2月号」より抜粋して掲載。
口腔顔面痛は、まだ一般的に知られていない疾患(病態)かもしれません。歯科医師が頭痛の診断を行うことも稀なことです。私が長年にわたり痛みの研究に従事してきたなかで気づいたのは、痛みのメカニズムの解明と一般化(認知)は同時に行う必要があり、私は後者の役割を担うことができるということです。
私は歯科医師ですが、現代アートをつうじた疾病予防や、啓発を行うことができます。健康や特異な痛みに興味や関心がない人でも、アートを用いてビビッドに、そしてユーモラスに表現すれば、伝わらなかった人々にもメッセージを届けることができます。この作品は「頭がペインギン」という、緊張型頭痛をテーマにしたものです。頭にペンギンが乗っている様子は、まさに肩こりを象徴しています。