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2026年3月号掲載

#2 文化の違いが言語に反映される!

※本記事は、「新聞クイント 2026年3月号」より抜粋して掲載。

 日本語と英語の違いは、単なる単語や文法の差ではなく、文化や宗教観の違いに深く根ざしています。言語はその国や地域の価値観を色濃く反映しており、文化を理解することは語学習得において欠かせません。たとえば、日本語の「いただきます」や「ごちそうさま」に対応する英語表現は存在しません。これは、多神教的な考え方を背景にもつ日本文化と、一神教を基盤とする欧米文化との違いによるものです。

 言語は「ハイコンテクスト言語」と「ローコンテクスト言語」に大別され、日本語は文脈や空気を共有することを前提としたハイコンテクスト言語です。一方、英語は情報を明確かつ直接的に言葉で伝えるローコンテクスト言語に分類されます。そのため、日本語では主語や助詞を省略しても会話が成立しますが、英語では主語や前置詞を省くと意味が通じません。

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