Web限定 2024年3月18日掲載 Dr.鈴木・スポーツデンティストの日常―スポーツ歯科よもやま話―(第3回) 後で読む 第3回:川良美佐雄先生との挑戦その2 噛みしめると筋活動が向上するらしい!? 皆さん、「噛みしめる」と力が出るんでしょう? と聞かれたらどう答えますか? 第2回は、松戸が発信する「顎の固定」という新しい概念と、そこに至った経緯をお話しさせていただいた。今回は、もう一つ避けては通れない考え、「遠隔促通(Remote Facilitation)」について紹介したい。 遠隔促通は生理学の用語であるが、簡単に説明すると、ある部位の筋肉の強い収縮が離れた部位の筋肉の興奮性... 鈴木浩司 すずき・ひろし 日本大学松戸歯学部クラウンブリッジ補綴学講座准教授 1993年、日本大学松戸歯学部卒業。1997年、同大大学院歯学研究科歯学専攻修了。2002年同大歯学部助手。2006年、同大選任講師。2019年4月より同大准教授を務める。その他、日本睡眠歯科学会理事、日本スポーツ歯科医学会理事など要職多数。 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。