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2024年7月号掲載

第6回:小児がん診療の難しさと口腔管理(前編)

※本記事は、「新聞クイント 2024年7月号」より抜粋して掲載。

小児がんの周術期口腔管理を始めたきっかけとなった1本の電話

 当科では、頭頸部放射線治療の周術期口腔機能管理以外に、14年前から小児がんの周術期口腔機能管理(小児がん診療)を行っています。きっかけは院内にかかってきた1本の電話でした。
 「急性リンパ性白血病で化学療法を行っている8歳の女の子がいる。口腔粘膜炎がひどくなり、『こんなに辛いのであれば治療をやめて死んだ方がいい』と言っており治療の継続が難しくなっている。治療が継続できれば治る可能性は高い。口腔粘膜炎の治療と今後の口腔ケアをお願いできないか」とのことでした(図1

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