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3年ぶりの現地開催、1万人以上が来場し盛況となる

2023年4月号掲載

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社会 2023年4月号掲載

3年ぶりの現地開催、1万人以上が来場し盛況となる

愛知県歯科医学大会・第46回中部日本デンタルショー

テープカットの様子。
テープカットの様子。
 2月18日(土)、19日(日)の両日、名古屋市中小企業振興会館(愛知県)において、愛知県歯科医学大会・第46回中部日本デンタルショー併設(一般社団法人愛知県歯科医師会主催、一般社団法人愛知県歯科技工士会、公益社団法人愛知県歯科衛生士会、東海歯科用品商協同組合共催)が「人に寄り添う歯科医療~口からはじまる健康長寿~」をメインテーマに開催された。

 愛知県歯科医師会講演では、和泉雄一氏(東京医科歯科大学名誉教授)が「超高齢社会では歯周病予防が必須である」、小野卓史氏(同大学大学院歯科総合研究科教授)が「咀嚼、呼吸の口腔機能と脳や全身機能の関係について」の演題で登壇し、愛知県歯科衛生士会講演では、天野敦雄氏(大阪大学大学院歯学研究科教授)が「昭和の常識をアップデート・令和の最新カリオロジー」の演題で登壇した。愛知県歯科医師会医療管理部講演では、「医院承継を考えたら~知っておきたい事例別承継の留意点~」をテーマに、安田竜也氏(税理士)が登壇し、物的承継と人的承継の2つの視点からトラブルなく医院を承継させるためのアドバイスがなされた。ほかにも各種ワークショップや企画講演など、充実したプログラムが展開された。

 また、併設されたデンタルショー会場では約170の企業が出展し、「Airway Dentistry」、「Enjoy Scan Enjoy CEREC」、「経営と顧客満足度を劇的に高める歯科界のDX CADCAM診察のススメ」、「心理学的テクニックを応用した『伝わる』患者指導」などのブースセミナーが開催され、多くの参加者が会場へ足を運んだ。