2025年12月号掲載
第11回 オーラルフレイルと口腔機能低下症における 歯科衛生士ができるアプローチ(前編)
※本記事は、「新聞クイント 2025年12月号」より抜粋して掲載。
QOLに直結する口腔機能
口腔機能は、食べることや人とのコミュニケーションなどQOL(生活の質)に直結しています。特に、高齢期におけるオーラルフレイルと口腔機能低下症は、低栄養・フレイル・サルコペニアに進展するリスクを高めることから、健康寿命に影響を与える健康課題となります。
口腔機能低下の維持・改善を目的とした専門職による介入には、適切な補綴処置による咬合支持の獲得に加えて、口腔周囲筋の可動域拡大や筋力増強を目的とした訓練や食生活などに関する指導も含まれます。特に、行動変容を目的とした患者指導や行動変容への支援においては、歯科衛生士が重要な役割を担うことが今後ますます期待されています。