2025年10月号掲載
第9話:地方でも毎月3,000名の患者さんが来院する歯科医院とは
※本記事は、「新聞クイント 2025年10月号」より抜粋して掲載。
地方の歯科医が挑む 人口減少時代の医院経営革命
地方の医療機関経営が困難を極める現代において、当院が継続的に選ばれ続けている理由について、その核となる4つの戦略をお話ししたいと思います。
1. 危機を好機に変える決断:選ばれ続ける「歯科治療のデパート」
勤務医時代は、良い治療さえ提供していけばそれは地域に浸透し、遠方からも患者さんは来院すると考えていました。しかし、歯科医院も店舗ビジネスであり、立地が重要でした。開業からしばらくして、地域の人口データから、医院の半径1km圏内にわずか3,000人しか住んでいないという事実に愕然としました(図1)。