Web限定 2021年3月1日掲載 人生100年時代に必要な男性学 勝ち組歯科医の皆さんへ(第3回) 後で読む 第3回:年配の男性に多いありがちミステイク 森 喜朗さん発言問題から学ぶ社会との認識のズレ 前回は、社会的な地位が高い男性ほどありがちな勘違いについて「ポイントカード」を例に解説させていただきました。おかげさまで読者の皆さんから多くの反響をいただいているようでうれしく思っています。それだけ、業界が狭い社会ということについて皆さんが共感されたのでしょう。 先般、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会会長を辞任... 田中俊之 たなか・としゆき 大正大学心理社会部人間科学科准教授 田中俊之 博士(社会学)大正大学心理社会学部准教授。内閣府男女共同参画推進連携会議有識者議員、厚生労働省イクメンプロジェクト推進委員会委員、渋谷区男女平等推進会議委員1975年、東京都生まれ。大正大学心理社会学部准教授。男性学を主な研究分野とする。著書『男性学の新展開』(青弓社)、『男がつらいよ―絶望の時代の希望の男性学』(KADOKAWA)、『〈40男〉はなぜ嫌われるか』(イースト新書)、『男が働かない、いいじゃないか!』(講談社プラスα新書)、小島慶子×田中俊之『不自由な男たち――その生きづらさは、どこから来るのか』(祥伝社新書)、田中俊之×山田ルイ53世『中年男ルネッサンス』(イースト新書)、『男子が10代のうちに考えておきたいこと』(岩波ジュニア新書)がある。「日本では“男”であることと“働く”ということとの結びつきがあまりにも強すぎる」と警鐘を鳴らしている。※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。